RIZINバンタム級王者堀口恭司(31=アメリカン・トップチーム)が22年開催となる米団体ベラトールバンタム級GP制覇でリベンジすることを誓った。

3日に米アンカスビルで開催されたベラトール272大会で、ベラトール同級王者セルジオ・ペティス(28=米国)に挑戦。終始、主導権権を握りながらも裏拳一撃で4回KO負けを喫した。敗戦後、自らの公式ユーチューブチャンネルを更新し、ペティスの下からの突き上げる蹴りで右目下を縫ったという堀口は痛々しい顔で登場した。

「試合に負けてしまいました。負けは負けでしっかり認めて」と試合をふりかえった上で、22年春から開催が発表されたベラトール同級ワールドGP制覇への意欲を口にした。王者ペティスに加え、堀口、前ベラトール同級王者フアン・アーチュレッタ(米国)、ジェームズ・ギャラガー(アイルランド)、レアンドロ・ヒゴ(ブラジル)、マゴメド・マゴメドフ(ロシア)、パトリック・ミックス(米国)、ラウフェオン・ストッツ(米国)と同団体バンタム級ランキング上位選手がエントリー。勝てばベルトとともに賞金100万ドル(1億1000万円)もゲットできる。

堀口は「来年バンタム級GPあるので、しっかり優勝して、しっかりぶっ飛ばそうかなと。自分は全然元気なので、たくさんのメッセージ、心配のコメントをいただきありがとうございました。ただ大の字にのびただけで。まったく何もないので。期待に応えられなくて申し訳なかったです。また頑張ります」と再起を誓っていた。