IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(34)が、同日に79歳の誕生日を迎えた“創始者”アントニオ猪木にささげるV2防衛を果たした。
挑戦者の内藤哲也(39)を29分34秒、レインメーカー(短距離式ラリアット)で仕留め、2度目の防衛に成功。「50周年にふさわしい相手、ふさわしい戦いでした! ありがとうございました!」とライバルに敬意を表した上で「今日、2月20日は猪木さんの誕生日ですから。この防衛をプレゼントとして、お返しは新日本プロレスのリングでお待ちしております」とエールを送った。
勝負どころでオカダが上だった。内藤のデスティーノを受け止め、開脚の墓石式脳天くい打ちを狙うとバレンティアに切り替えされた。ここで「狙っていました」というおきて破りとなる内藤のデスティーノを仕掛けた。レインメーカーを回避され、ジャーマンからの蹴りを浴びた。それでもドロップキックで応戦。内藤のデスティーノを開脚の墓石式脳天くい打ちで切り返し、レインメーカーでトドメを刺した。
「50周年の顔は、このベルトは誰にも譲らないというそれだけの自信がありますし、自覚もあります」と覚悟をにじませたオカダは3月1日の「旗揚げ記念日」興行、同2日のニュージャパン杯興行(ともに日本武道館)に目を向けた。「次の相手はエル・デスペラードなんで。もう決定でいいでしょう」と自ら指名し、IWGPジュニアヘビー級王者との対決をアピール。闘病生活を続ける猪木と新日本のリングで再会するために、新日本プロレスの50周年をけん引するオカダは輝き続ける。

