プロレス団体ゼロワンの大谷晋二郎(49)が、試合中のアクシデントにより緊急搬送された。

10日、ゼロワン両国大会(東京・両国国技館)のメインイベントで行われた世界ヘビー級選手権試合で、挑戦者として王者杉浦貴と対戦。試合中のアクシデントにより負傷し、倒れた状態から全身が動かせなくなったために緊急搬送された。

関係者は「意識はあり、声は出せていたが、手足など体が動かない状態だったので緊急搬送された形。現在は治療中です」と話した。

大谷は72年、山口県山口市生まれ。92年に新日本プロレスに入団し、同年6月にデビュー。ジュニア戦線で活躍する。01年、橋本真也が創設したゼロワンに移籍するとエースとして活躍。

昨年4月、全日本プロレスのチャンピオンカーニバル(CC)に出場中に右肩を負傷。同年9月に左腕を負傷し、長期離脱していたが、今月3日に復帰していた。