23日(日本時間24日)開催の総合格闘技ベラトール・ハワイ大会でバンタム級ワールドグランプリ(GP)の初戦に臨む、RIZIN同級王者堀口恭司(31=アメリカン・トップチーム)が22日(同23日)、前日計量に臨み、約60・87キロ(リミット約61・2キロ)で一発クリアした。23日の1回戦で対戦する同級2位のパトリック・ミックス(28=米国)は、リミットちょうどだった。

前日計量では終始リラックスした様子だった。6秒間の短いフェースオフ(にらみ合い)では、体と手を揺らしながら「こいこい」と挑発する相手に対し、終始笑顔で対応。最後は、右手を差し出されると、がっちりと握手を交わした。

計量後には自身のツイッターを更新。「計量クリア 明日はやったります!」と意気込んだ。

堀口は昨年12月、同級王者セルジオ・ペティス(28=米国)にケガで返上したベルトを取り戻すために挑戦したが、4回KO負けを喫した。今回が再起をかける一戦。優勝者は同級暫定王者のベルトとともに優勝賞金100万ドル(1億2500万円)を手にするバンタム級ワールドGPに挑む。

初戦は寝技を得意とするミックスが相手。「組んで引きつけてくるところを、どう防いで、どう自分の攻撃を当てていけるか」と、勝利のカギを分析していた。