元世界3階級制覇王者で、3150ファイトクラブの亀田興毅会長(35)が「靴磨きボクサー」として売り出しを図る高田祈斉(きせい、25)が、約5年ぶりの再起戦を1回TKO勝利で飾った。

人気アニメ、ドラゴンボールのキャラクターを模したベジータ石川と対戦。1回に左フックでダウンを奪い、その後も一気にたたみかけて勝利した。

「勝つことができてよかったです」

高田は大阪帝拳でプロデビューも1戦1敗で約5年間、持病などによりボクシングから離れて靴磨きで生計をたてていた。その中、興毅会長の父・史郎氏(56)と出会い、3150ファイトクラブにスカウトされた。練習を見た興毅会長は「カリスマが現れました」と評価し「靴磨きボクサー」と名付けていた。

期待を裏切らない解消。高田は「今年は3戦3勝3KOでいきます。これからも応援よろしくお願いします」と猛アピールした。