USヘビー級王者となった「筋肉魔人」ボビー・ラシュリーが30日(日本時間31日)に控える真夏の祭典サマースラム大会(米テネシー州ナッシュビル)で前王者で「ミスター・マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」セオリーと防衛戦に臨むことが決まった。

2日のMITB大会でUS王座を奪取したラシュリーがリングに登場。「新US王者としてWWEユニバース(ファン)の前に立てることを誇りに思う。もう俺を倒せる奴はいないぞ」と豪語した。

ビンス・マクマホン前会長の暗躍によって急きょ参戦しMITB男子ラダー戦で、王座挑戦権証入りブリーフケースをゲットした前US王者セオリーが目の前に姿をみせた。会場から““You Suck!!(最低だ)”コールを浴びながらも「サマースラムで再戦して俺のUS王座を取り戻す」と挑戦要求してきた。 さらに「レスナーとレインズのラストマン・スタンディング戦でどちらが勝とうとも、(必殺の)Aタウンダウンを決めてやる」と2冠奪取を宣言してきたセオリーのぶてぶてしい態度に、ラシュリーの我慢は限界に達していた。すぐに乱闘になると、リングからセオリーを蹴散らすと、サマースラム大会でラシュリーがセオリーとの防衛戦に臨むことが発表された。

その後、ラシュリーはストリート・プロフィッツ(モンテス・フォード、アンジェロ・ドーキンス組)と組み、セオリー、チャド・ゲイブル、オーティス組と6人タッグで激突。強烈なスピアーでゲイブルを沈めて快勝していた。