新日本プロレス所属で全日本の世界ジュニアヘビー級王者タイガーマスクが、同級王座の初防衛に成功した。
第6試合、23歳の田村男児(だん)から挑戦を受けた。相手のセコンドには新日本の永田裕志。試合後には「永田さんの息がかかっちゃっているのかな」などと話すなど、序盤は若いパワーの前に苦しむ場面もあった。それでも中盤から展開は一転。チキンウイングアームロックや飛びつき腕十字固めなどの多彩な関節技で体力をそぐと、最後はリバースダブルアームバーで捕獲。レフェリーがたまらずストップをかけ、初防衛となる勝利を収めた。
老練な試合運びを見せたタイガーは「田村選手は非常に有望。これからもっと強くなると思います」と、全日本ファンの前で王者の余裕と貫禄を誇示。さらに、自身のセコンドについたヤングライオンの大岩陵平、藤田晃生の2人と「戦ったら面白いのでは」と提案した。
デビュー27年目を迎えた22年も、活躍の場を広げている。先月19日の全日本大田区大会で佐藤光留(41)を破り、第62代王者に。「新日本が一番だと思っているから全日本なんかには負けない」と断言する。
次の防衛戦は、早くも4日後。18日の大阪大会でイザナギを迎え撃つ。「このベルトを巻いて全日本ファンの皆さんにチャンピオンのタイガーマスクを見せたい」と、2度目の防衛を見据えていた。

