K-1ワールドGP福岡大会(日刊スポーツ後援)が11日、福岡国際センターで開催される。10日、福岡市内のホテルで前日計量と記者会見が行われた。全選手が2回目までにリミットをクリア。20試合のゴングが鳴る。

8選手が出場するフェザー級世界最強決定トーナメントは、現王者の軍司泰斗(23=K-1ジム総本部チームペガサス)が、優勝の筆頭候補だ。「明日は3試合全てをKOで勝つのが目標。ただ勝つだけではなく、圧倒的、文句なしの勝ちっぷりをファンに見せたい」。ゆったりした受け応え。口元にヒゲ、浅黒く日焼けした顔はチャンピオンの風格たっぷりだった。

ムエタイからK-1初参戦する福岡出身の石井一成(23=ウォー・ワンチャイプロモーション)は、藤田和希(24=K-ジム目黒TEAM TIGER)と対戦する。「仕上がりは万全。軽量級はパワーがないと思われがちなので、ド派手に勝ちたい。来年の福岡大会は53キロ(バンタム級)でトーナメントがしてもらえるようにアピールしたい」。K-1ルールにも対応できるよう、しっかりトレーニングを積んできた。地元の声援には必ず応える。