元プロレスラーで参議院議員も務めたアントニオ猪木さんが1日午前7時40分、都内の自宅で心不全のため死去した。79歳だった。

新日本プロレス時代の最後の弟子となる米プロレスWWE所属の中邑真輔(42)が同日、自身のSNSを通じ追悼した。猪木さんと並んだ笑顔のツーショット写真とともに「お疲れ様でございました」と手を合わせるアイコンを添えた。02年に新日本プロレス入門後、中邑は猪木さんの敷いた格闘技路線を突き進み、プロレスラーながら総合格闘技にも挑戦し「猪木イズム」を体現。猪木さんの「ストロングスタイル」を継承し、現在、WWEでも「キング・オブ・ストロングスタイル」と呼ばれている。