プロボクシング日本ウエルター級3位佐々木尽(21=八王子中屋)が11月15日、東京・後楽園ホールでパティパーン・クロンクラーン(25=タイ)との65・6キロ級8回戦に臨むことが22日、発表された。LifeTimeボクシング11大会のセミファイナルで組まれたもので、同日に都内でカード発表会見に臨んだ。
メインには元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(27=志成)がWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級9位ソンセン・ポーヤム(23=タイ)とのバンタム級10回戦が組まれるなど「KOアーティスト」が並ぶ。「KO祭」と題された大会となり、興行主から最速KO賞(金額は調整中)が設定された。プロ戦績12勝(11KO)1敗1分けとKO率の高い佐々木は「今まで出た中で1番盛り上がる大会名。めちゃくちゃ楽しみ。8回までやるつもりはない。目標は1回KOです」と気持ちを高揚させた。
今月12日から約10日間、米ラスベガスでスパーリング合宿に臨んだ。ボクシングの本場で外国人独特のパワー、リズム、スピードを実際に体感してきた。所属ジムの中屋一生会長は「何かを得るというよりも経験させたかった」と佐々木にとって初の米合宿の成果を強調。ラスベガスでは数多くの世界王者をしてきたイスマエル・サラス・トレーナーに基本技術のアドバイスも受け、テクニック面を再確認してきた佐々木は「世界王座への道が明確になった」と自信を示した。
対戦相手パティパーンの試合動画を見ずにリングに上がる予定。佐々木は「(トレーナーから)見る必要がないと言われた。動画を見ずに戦うことに勝ちがあると。冷静に戦いながらもド派手にKO勝ちをしたい」と米修業の成果をリングで表現する覚悟をみせた。

