ビッグイベントの23年元日の日本武道館大会に向け、GHCヘビー級王者清宮海斗(26)が気持ちを新たにした。
史上初となるGHC5大タイトルマッチのみの興行となったこの日のメインイベント、同級選手権試合で、元WWE戦士ティモシー・サッチャー(39)と激突。35分超の熱戦を制し、2度目の防衛に成功した。
サッチャーは、3日の静岡大会で必殺のフジワラアームバーでギブアップを奪われた難敵。この日も多彩な関節技に苦しんだが、来春での現役引退を表明している武藤敬司直伝のシャイニング・ウィザードを連発して形勢を逆転。フジワラアームバーに捕獲されるピンチも気力で跳ね返し、最後は37分27秒、変形シャイニング・ウィザードで仕留めた。
先月30日の選手権試合では「力」の藤田和之を、今回は「技」のサッチャーを打ち破り、王者の実力を誇示した。
試合後には前王者の拳王が登場。挑戦を要求され、さらに「お前は頑張っている。それだけ。頑張るだけなら小学生にもできる」と痛烈な批判を受けた。これには「確かに頑張っているだけかもしれない。でも、何があっても頑張っていく。ノアが一番すごいということを見せる」とアンサー。「俺を見に来てください!」と、力強く叫んで大会を締めくくった。
23年元日の日本武道館大会で、拳王を迎え撃つことが濃厚となった清宮。永遠のライバルへ、「継続は力なり」を証明する。

