元俳優の高岡蒼佑(40)らが参戦する格闘技イベント「競拳(きょうけん)22」(来年1月7日、大阪・堺市産業振興センター)の記者会見が11日、京都市内で行われた。

不祥事により事実上、芸能活動休止状態にある俳優の遠藤要(38)は、高岡の勧めで、格闘技デビュー戦を迎える。相手はとび職人系ユーチューバーのしょうと(大木翔斗)となった。

しょうとから「リスペクトの気持ちをもってぼこぼこにしたい。KOで勝てる試合をしたい」と言われると、遠藤は「(その言葉を)そっくり返してあげようか。ボコボコにするのは僕です」ときっぱり言った。

遠藤は10月27日に大阪市内で高岡から約3時間にわたってリングデビューを勧められたという。当初は乗り気ではなかったが「迷惑かけて、心配かけて。そんな人のために、みぞぎじゃないけど、頑張っている姿を見せるべき」と高岡に口説かれ、熱意に打たれたという。その2日後から継続的にトレーニングを行ってきた。「(自分が)変わってきた。体力も含めて、生きざまも含めて。そうちゃん(高岡)にめちゃめちゃ感謝しています」。

練習を始めて2カ月少々でリングデビューとなる。格闘技をやる上でのセールスポイントを聞かれて「特にない。一生懸命に全力でやって、ボロボロになっても挑戦している姿を見せようと。死ぬ気でやってみたいです」と口にした。

試合はキックボクシングルールで、2分×3ラウンドで行われる。