12年ロンドン五輪ボクシング男子バンタム級銅メダリストでプロボクシング東洋太平洋フェザー級王者清水聡(36=大橋)が、東洋太平洋同級王座を剥奪された。31日までに同団体の最新ランキングは発表され、同級王座は空位となった。一昨年5月、森武蔵との東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王座統一戦で勝利し、6度目防衛と王座統一に成功した後、防衛戦をしていなかったことで王座剥奪となった。

清水は昨年12月、ランディ・クリスレオン(フィリピン)との58・0キロ級8回戦で2回終了TKO勝利を収めた。現在、WBCフェザー級13位にランク。23年の目標として「狙いは世界戦しかない」と設定しており、今年は世界挑戦に向けての準備に専念することになる。