約1カ月半ぶりにリングに復帰したアスカがロウ女子王座挑戦権のかかる1戦に向け、勝利で勢いづいた。18日のプレミアム・ライブイベント、エリミネーション・チェンバーで6選手出場の同王座挑戦者決定エリミネーション・チェンバー戦(リングと4つの小部屋が金網に覆われた状態で行われる試合形式)に出場が決定済み。同じく同戦に出場するラケル・ロドリゲス、ニッキー・クロス、リブ・モーガン、カーメラが見守る中、チェルシー・グリーンを下した。

約1年9カ月ぶりにWWE復帰を果たしたチェルシー・グリーンに対し、ゴング直後に背後から襲撃されたが、背後から不敵な笑みで近づくとを相手ビンタを回避し、ビンタと裏拳の連打で反撃開始。オモプラッタ(変形体固め腕ひしぎ)で2分29秒、ギブアップで勝利。「明日の女帝」としての存在感を示した。

アスカは1月28日のプレミアムライブで昨年12月以来、約1カ月半ぶりにWWEリングに復帰。入場曲やお面、コスチュームがリニューアルされ、フルフェースペイントの不気味な雰囲気でファイトしている。ロウ女子王座挑戦権を獲得できれば4月1、2日のレッスルマニア39大会(米ハリウッド)も見えてくるだけに、ロウ女子王座返り咲きを狙うアスカにとってエリミネーション・チェンバー戦は重要な一戦となる。