元K-1の3階級制覇王者・武尊(31)が、6月24日に、フランス・パリで行われる「Impact in Paris(インパクトインパリ)」で、「ブリティッシュ・ブルドッグ」ことベイリー・サグデンとのISKAの61キロ級のタイトルマッチを行うことが決まった。3分5RのK-1ルールで行われる。

武尊、サグデンの両者は29日、都内で行われたABEMAの記者会見に出席。武尊は昨年6月の「THE MATCH」で那須川天心(24)と対戦後、休養を宣言。約1年を経ての“復帰戦”となる。

武尊は「うれしく思っています。ずっとK-1でやっていたころから海外で試合をしたいと言っていた。ISKAは世界でも権威のあるベルト。このタイトルマッチは、数年前に流れたことがある。このチャンスに、このベルトを取って、世界に日本の格闘技界には、こんな強い選手がいる、こんな面白い選手がいることを証明したい。世界で僕のことを知らないような会場で、その知らない人たちを熱狂させられるような試合をしたいと思っていた。フランスの会場を武尊ファンにして勝てるような最高の試合をしたい」と意気込みを口にした。

ABEMAは武尊が代表取締役を務める株式会社STRとの契約を締結し、ABEMA専属のPPVファイター契約が決まった。武尊の試合、大会を独占配信する権利を有し、「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生中継する。武尊に対しては「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で配信する大会で、1試合ごとに最低保障として、1億円の報酬が支払われる。また大会視聴チケットの売り上げに応じた追加報酬も予定されている。“世界初陣”戦の視聴チケットは5月1日から販売を開始予定。「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で配信が決まっている。