東洋太平洋スーパーフェザー級王座は空位のままとなった。

同級3位森武蔵(23=志成)が同級6位渡辺卓也(34=DANGAN AOKI)と同王座を懸けて拳を交えたものの、引き分けた。8回の公開採点時に2ポイント劣勢だった森は最後まで接近戦を仕掛けて追い上げたが、ジャッジの判定は3人ともにドロー(114-114×3)。WBOアジア・パシフィック・フェザー級王座に続き、2階級でのアジア王座獲得はならなかった。

元王者渡辺を攻略し切れなかった森は「途中から陣営の『いけ』という作戦に僕も乗った。陣営のおかげで首の皮一枚つながった。自分が情けない」と振り返っていた。