優勝賞金1000万円となるプロボクシングの「井上尚弥4団体統一記念杯」バンタム級モンスタートーナメントが開幕し、1回戦3試合が行われた。セミファイナルで、アマ51勝14敗でプロデビュー2戦連続1回KO勝利中のホープ増田陸(25=帝拳)が日本同級2位・富施郁哉(24=ワタナベ)を対戦。7回3分0秒、TKO勝利を挙げ、デビュー3連続KO勝ちで初戦突破を果たした。

1回に左ストレートでダウンを奪取。7回にも相打ち気味の左強打でダウンを追加し、再び左を当てたところでレフェリーストップに追い込んだ。サウスポースタイルから「長いとよく言われる」リーチを生かした右ジャブ、左ストレート、左アッパーを軸に日本2位を撃破。「(富施は)思った以上に強かった。やりにくくて気持ちある選手でした。キャリアのある選手で8ラウンドの戦い方をゲームを組み立ててて戦う選手だなと思いました」と敬意を表した。

日本ランキング2位を撃破し、日本ランク入りは確実。トーナメント準決勝(8月30日、東京・後楽園ホール)ではシードされた日本同級王者堤聖也(27=角海老宝石)に挑戦する。増田は「絶対、勝って日本王者になりたい。もっともっと強くなって日本王座に挑戦するので楽しみにしてください」と意気込んだ。

なお他1回戦は日本同級11位・穴口一輝(23=真正)が判定で内構拳斗(23=横浜光)を下し、初戦を突破。日本同級12位・梅津奨莉(24=三谷大和スポーツ)が石川春樹(23=RK蒲田)を3-0の判定で撃破。穴口-梅津戦が別ブロックの準決勝に決まった。

 

★穴口一輝の話「今日の自分のできることがこれぐらいだった。(内構が)アマチュア経験あるし、パワーがあった。次は自分のできることを精いっぱいやって準決勝を突破して決勝にいきたい」

★梅津奨莉の話「相手の石川選手はすごくタフでむちゃくちゃ勝ってやろうという気持ちが伝わってきました。プレッシャーは想定内でした。8ラウンドをやるのは1つ勉強です。絶対に優勝します」