“制御不能なカリスマ”内藤哲也が、予選突破へ希望をつないだ。

優勝候補の一角、ザック・セイバーJr.との一戦。内藤のツバ吐きから始まった。中盤にも、ツバを吐きかけてから低空ドロップキックなどザックのイライラを誘いながらの展開。終盤にとどめのデスティーノが決まらず、試合時間が残り3分を切ってからのデスティーノも返されながら、最後は首固めで3カウントを奪った。

これで4勝2敗。Dブロックで、ザック、ジェフ・コブに並び、首位タイとした。内藤は「見えてきたんじゃない? 」と目を見開いた。「船橋大会から始まるトーナメント出場の権利が見えてきたんじゃない? ここ、ホーム広島でオレの勝つ姿をお見せできて、オレはうれしいですよ」とプロ野球の広島と自身のコラボTシャツを着用し、喜びの声を口にした。

「今日の試合がDブロック最大のヤマ場だと思ってたんでね。このヤマ場を越えてしまった、そしたらもう、行くしかないでしょう。そう、ガガガガ、ガムシャラに優勝を目指して突き進んでいきますよ。そして優勝者として、またここホーム広島に帰ってきたいですね。いや、帰ってきますよ。その時を楽しみにお待ちください」と、まずはブロック最終戦となる9日の静岡・浜松大会での棚橋弘至との一戦を見据えた。

敗れたザックは、日本語で内藤への嫌悪感をぶちまけた。「ナイトー、シアイ、ホントニ、ダイキライ! イチバン、ダイキライ! ナイトー シアイ!」と言ったところで、興奮していた息を整えた。そして「キョウ。キョウ シアイアト、オモシロクナイ」と不満の表情を見せた。ここから英語に切り替わり「今日は(面白いことは)なしだ。お前らはわかってないな。ノーノーノー。テツヤ・ナイト-とバカみたいに叫びながらエネルギーを無駄にするわけないだろう? 今回はなしだ。オレはまだこのクソなG1をやり終える必要があるんだからな。ナイトー、大嫌いだぜ」と告白した。