プロレスリング・ノアの清宮海斗は、どこか歯切れが悪かった。ノアのN-1を欠場し、G1 CLIMAXに出場も予選敗退し、この日は第1試合に登場。

ノアの現GHCジュニアヘビー級王者のHAYATAとタッグを組み、新日本の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」覇者のマスター・ワト&“猛牛”天山広吉と激突した。

天山の強烈なブレーンバスターを食らう場面もあったが、今年2月に引退した武藤敬司さん直伝のドラゴンスクリューを食らわすと、最後は変型シャイニング・ウィザードで天山から3カウントを奪った。03年にG1制覇した天山からの白星にも、清宮は「すごかったですね。天山選手へのお客さんの声援が」。手放しで喜ぶというわけにはいかない様子だった。

他団体からの参戦で注目を集めたG1は2勝3敗2分け。強烈な爪痕を残すことはかなわなかった。「G1の主役をいただきに来ましたと言ってきたけど、今日の主役は天山選手でしたね」と敗れた相手に賛辞を贈った。13日の両国大会へ向けて「出るか分からないけど、自分の味を出していきます」と、最後まで“絶口調”とはいかなかった。