ボクシングのアマチュア4冠の平塚駿之介(24)が大橋ジムからプロ転向すると18日、発表された。同日、東京・水道橋で大橋秀行会長(61)とともに記者会見に臨んだ平塚は「素晴らしい選手がそろう大橋ジムでプロデビューできることがうれしい。プロの世界は厳しいが、自分の信念を持って世界王者を目指して頑張りたい」と意気込みを口にした。プロではフライ級を主戦場とする意向だ。
身長167センチの右ボクサーファイターで右カウンターパンチを得意とする。駒大で主将を務め、昨春から社会人としてアマ活動を継続していた。平塚は「1年間、働きながら国体(国スポ)、社会人として活動したが、小さいころから少しプロに興味があった。プロは厳しいと思ったが、昨年の滋賀国体、社会人選手権で優勝できればプロを目指そうと決めていた。それを達成したのでプロ転向を決意しました」と経緯を説明した。
栃木県出身。理想のプロボクサー像について「ガッツ石松さんが同じ栃木出身。自分もガッツ石松さんのような栃木を象徴するような選手になりたい。子供たちや見ている方々に希望や夢を与えられる選手になりたい。ただ強いだけでなく、人間力。当たり前のことを当たり前のようにできる選手になりたい」と抱負を口にした。
大橋ジムに4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)が在籍していることも、大橋ジム入りを決めた理由の1つ。平塚は「井上尚弥さんは何でもパーフェクト。背中を追いかけて日々、精進したい。まだそんなに話せてはいないが、姿を目で盗みながら練習している。自分が強くなり、成長できる場所は僕の直感ですが、大橋ジムだと思った」とも口にした。
9月29日にプロテストを受験予定。年内にプロデビューする見通しだ。大橋会長は「アマ戦績も豊富で国スポ2連覇。高校、大学で主将のまじめな選手。基本に忠実で練習に対してまじめ。ジムでも1番長く練習しているのではないか。そういった選手は時間はかかるが結果が出る。来年にはA級(8回戦)で戦い、ランキング入りを目指すことになる」と育成方針を示していた。

