元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(28)が、本場仕込みの新スタイルを見せつける。RIZIN44(24日、さいたまスーパーアリーナ)の萩原京平(27)戦を2日後に控えた22日、都内で大会出場全選手のインタビューに参加。アメリカン・トップ・チーム(ATT)に移籍後、初の試合に向けて「作ってきたものがあるので、出したい、見せたいという気持ちがあります」と確かな自信をあわらにした。

海外の猛者とのトレーニングの中でも「(差は)そんなに大きくは感じないですね」と、十分な手応えを感じたという。「元々、僕が持っているものがあって、それが1つ、1つ、つながっていないところがあったんですが、それがATTへ行って、総合として動きがつながったとすごく実感しています」とうなずいた。

4月のRIZIN LANDMARK5では、朝倉未来に判定負け。2連敗で迎える一戦となるが「もちろん良くないことですけど、この試合はこの試合なので、それは関係ないんで。しっかりこの試合に集中して自分のやるべきことをやるだけです」と言い切った。セコンドにはRIZIN、Bellatorの元2冠王者・堀口恭司(32)が付く。牛久は「アメリカで作ってきたものを知っているのは堀口さんなので、そこが軸になります」と頼れる先輩と連敗をストップする。