元K-1スーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(27)が、木村“フィリップ”ミノルへ呼びかけた。
RIZIN44(24日、さいたまスーパーアリーナ)を2日後に控えた22日、都内で大会出場全選手のインタビューに参加。ボクシング高校6冠の宇佐美正パトリック(23)との一戦に向けて、現在の心境を問われると「おなかが減ったなと」。宇佐美についての言及ではなく、減量が最終局面を迎えていることを明かした。
かねて、安保は宇佐美ではなく、木村との対戦を熱望。ただ、木村はRIZINでドーピング陽性が発覚したことで、同団体から半年間のRIZINへの出場停止処分を科されている。安保は報道陣に対して「見出しは『木村来いよ』でお願いします。リングサイドで見とけって」と、リクエスト。木村を巡っては、さらなる厳しい処罰を求める声も上がっている中で、安保はいまだに対戦を要求。「俺がOK言うたら、OKでしょ。対戦相手の俺がOKならOKやないかな。逆に『見たくない』、『見たくない』やと、やらんぞって思います」と言い放った。
この日のインタビューは正午ごろを予定していたが、当日になり夕方の時間に変更。安保は「すみません散髪していました」と“遅刻”の理由を明かした。「ブリーチの途中で、金髪の状態で」と施術に時間がかかっていたという。「宇佐美、汚い金髪で来ていましたね。自分はあんな汚い金髪で来られない。それで遅れました」と、きれいなアッシュ色で登場した。