格闘技イベントのRIZINは23日、都内ホテルでRIZIN44(24日、さいたまスーパーアリーナ)の公開計量を行い、全10カードの20選手が全クリアした。セミでは、元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(28)と萩原京平(27)が激突。萩原が「明日はすごいものみせるので、楽しみにしとってください」と言えば、牛久も「明日は必ず仕留めに行きます」とKO宣言で返した。

メインでは、元RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(33)が、金原正徳(40)と激突する。クレベルは年6月のRIZIN43の鈴木千裕との一戦で計量失敗。契約体重を400グラム超過し、ベルトを剥奪された。そうしたこともあり、体重計に乗ると、それまで盛り上がりを見せていたファンが一気に静かになった。異様な空気に包まれたが、無事にパス。金原が「明日はクレベルという最強の男を覚悟を持ってやっつけに行きます」と気合の入った表情を見せると、クレベルも「明日いい試合見せます」と静かに闘志を燃やした。