女子プロレスの「STARDOM(スターダム)」のワールド王者・中野たむと、挑戦者の刀羅ナツコが場外乱闘を繰り広げた。

3日、都内で10・9名古屋大会で行われるワールド・オブ・スターダム選手権の記者会見に出席。不穏な空気は、冒頭から漂っていた。

たむが「ナツコはさ、逃げたんだよ。たむからも上のぼりつめる事、ベルト獲る事、プロレス全部から。諦めたんでしょ? 大江戸隊で反則ばっかして、自分はその役割でいいんだって。諦める理由にしたんでしょ?」と挑発すると、ナツコは「『色んな事から逃げただろ』って? そうだよ。逃げた。だって変わんねぇじゃん、一生懸命やったって。でも今それ言えるのって赤いベルトを運よく巻けたからでしょ?」と返した。

ノーセコンドルールを要求した、たむは「大江戸隊がいないとこわいの? セコンドがいないと勝てないと思っているんじゃないの? 逃げるの?」とまくし立てると、ナツコは「逃げるって何? 大江戸隊の他のやつらも含めて逃げているって言いたいの?」とブチ切れ。目の前の机を蹴っ飛ばすと、さらには、たむの目の前の机まで放り投げた。そして、たむの頭を殴打。たむも負けじと殴り返すと、ナツコはたむの頭をつかみ「お前に指示されていろいろやりたくねぇんだわ」と会見場を後にした。