現役医師のキックボクサー、MASATO BRAVELY(岡田将人、30=BRAVELY GYM)がタイのクンタップ・チャロンチャイ(43=BTC GYM)とスーパーウエルター級3分3R(延長1R)で戦い、判定勝ちで現役復帰後初勝利をおさめた。
今回は全試合オープンフィンガーグローブ(OFG)での闘い。序盤は両者、前蹴りなどで様子をうかがい、首相撲の応酬に。2回からはMASATOが効果的なパンチ、膝蹴りを当ててダメージを与え、有利な展開に持ち込んだ。
3回はクンタップも前に出るようになり、パンチを打ち合う展開に。両者ダウンはなかったが、判定でMASATOの勝利となった。
同階級現役王者でもあり、OFG経験も豊富なクンタップからの勝利。今回はベルトをかけた試合ではなく、MASATOは試合後の取材で「本当はKOで勝って(KOの)ボーナスももらって、リングの上で(ベルトをかけた)ダイレクトリマッチを宣言しようと思っていました。次はチャンピョンベルトをかけてまた再戦したい」と語った。
MASATOは医学部生だった21年12月に1度競技生活を離れたが、昨年末に関東の病院に勤務する傍ら、競技を再開。3月に国立代々木体育館で行われた同大会で約1年3カ月ぶりに実戦復帰していた。
3月、6月の同大会では勝利とはならず2連敗中だった。「この勝ちはすごく自分の中で大きい。しかも現役王者に勝てた。ここからまた昇っていきます」と笑顔で語った。
◆MASATO BRAVELY(まさと・ぶれいぶりー)1993年2月15日、大分県大分市出身。本名岡田将人。大分上野丘高校卒業後、アルバイトで費用を稼ぎ、13年4月から単身タイへ。約1年半ムエタイ修行を積んで帰国し、16年4月から大分大医学部で学びながら活動を開始。16年11月に東京・ディファ有明で行われたWPMF(世界プロムエタイ連盟)の大会でプロデビュー。18年6月、東京・新宿FACEで行われたタイトル戦に勝利し、WPMF日本ウエルター級王者となる。プロ通算成績16戦10勝(5KO)7敗1分け。男4人兄弟の長男。身長177センチ、血液型A。

