2020年に22歳の若さで亡くなった女子プロレスラー木村花さんの母で元女子プロレスラーの木村響子さん(46)が15日までにX(旧ツイッター)を更新。「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属する大阪市の40代男性が死亡したとの報道を受け、誹謗(ひぼう)中傷対策の強化を願った。

響子さんは、誹謗中傷を受けて自殺したとみられる男性の遺族のコメントを伝えた報道記事を貼り付け、「心が痛いです ご冥福をお祈りします」と追悼。遺族は代理人弁護士を通じ「(旧ジャニーズ)事務所からはなんの応答もなく(訴えを)放置され、彼の焦燥感、悩みは深まっていました」とするコメントを公表しており、響子さんは「被害に遭われた方の心のケアと誹謗中傷対策 できない理由はなんなのか、、、ご家族や 近くにいた方々がさらに誹謗中傷されることがないように1日もはやく 真摯に動いてほしい」と思いをつづった。

続く投稿では「被害を受けた人の味方になってほしいとまではいわない せめて せめて せめて 攻撃しないことやそっと見守ることもできない?何か言わずにいられない?」と訴え、「傷みも苦しみもわからないまま知らないまま存在を否定するなら 攻撃より ひどいこと」とつづった。

花さんはフジテレビ系恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演し、SNS上での中傷を苦に自ら命を絶った。