プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者中谷潤人(25=M・T)が来年中のバンタム級転向&世界3階級制覇への意欲を示した。30日、都内のWOWOWスタジオでエキサイトマッチSPの番組収録にゲストとして出演。9月18日に計3度のダウンを奪って判定勝ちしたアルヒ・コステス(メキシコ)との初防衛戦の映像を見ながら、自身の解説で振り返った。

昨年10月にWBO世界フライ級王座を返上し、今年5月にWBO世界スーパーフライ級王座を獲得し、初防衛にも成功。世界2階級制覇王者となったが「(バンタム級転向の)意欲はありますし、それを見据えて練習もしています」と現状報告。次戦からのバンタム級転向も視野に入れていることも明かした。

同級はWBA王者が井上拓真(27=大橋)、WBC王者がアレハンドロ・サンティアゴ(27=メキシコ)、IBF王者がエマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)、WBO王者がジェーソン・モロニー(32=オーストラリア)となり、番組内でも王者名が挙げられた。中谷は「みんな力がある世界王者ばかり。誰であってもやりたいなと思います」と自信を示した。なおバンタム級転向のタイミングは陣営との相談の上、決断するという。

次戦は来年2月ごろをイメージし、今月23~25日までは神奈川・相模湖CCで走りこみ合宿を行った。既にフィジカル練習も進んでおり、来週には実戦練習にも入る見通し。そして年明けには恒例の米ロサンゼルス合宿に入り、師事するルディ・エルナンデス・トレーナーのもとでスパーリング中心のトレーニングに臨む予定だ。中谷は「試合が終わり、ほぼ3カ月、実戦練習をやっていませんでした。早くやりたい」と気持ちを高揚させていた。