15日のプロレスリング・ノア後楽園ホール大会「ザ・リーヴPresents LIMIT BREAK.1~Starting Over~」で“野獣”藤田和之(53)が齋藤彰俊とタッグを組み、新日本プロレスの真壁刀義&本間朋晃組と戦う。同期の真壁との久々のリング上での再会に、藤田は何を思うのか。ノアのインタビューの一部を掲載する。
-真壁との再会マッチが決まった
藤田 後楽園だよね。思い起こせば後楽園で(真壁と新日本プロレスの)入団発表。並んでね、一緒に。そのあと、見る方角というかやっていることも全然違うけど。まぁ地球は丸いからね。お互い見る方角が違っても、いつかは必ず会えると思ってたよ。
-若手時代の試練を2人で乗り越えた?
藤田 オレはほとんど(試練が)なかった。スクワットとかブッシュアップとか1000回でもやるけど、真壁さんはできなくて苦しんでた。上の先輩レスラーからもいろいろとね。その分、名前を覚えられたんじゃないですか。何かあると「真壁!」って(笑い)。
-それでもあきらめなかった
藤田 すごいなって思いますよ。プロレスですよね。まさに人生がプロレスですよ。ずっとやられてやられて歯を食いしばってベルト取ったでしょ。
-つらい練習生時代の思い出は?
藤田 別にオレは辛くないよ。なんも辛くない。オレはオレで一生懸命やって必死になっていた。ここで飯食っていかなきゃって。いい飯食いたいっていう一心で。ただ一生懸命やるのはいいけど、いつの間にかハードルが上がっちゃって(笑い)。そっちのほうで苦しんだよね、オレは。
-その中で、真壁に声をかけたりなどは?
藤田 一緒に洗濯に行って「大変だよね」って話をしたことはあります。「なんでだろうね、なんでオレだけ…」って。いやオレもわかんないし「ねぇ…」しか言えなかったね(笑い)。
-それほど苦しんでいた真壁を隣で見てきて、仲良くなるきっかけなどは?
藤田 オレ、よく外に出て飯食ったりしてたからお金使うでしょ。真壁さんはずっと合宿所にいたし、お金使ってないからよくお金を借りてた。世話になったね。格闘技やってからちゃんと耳そろえて返しましたよ(笑い)。
-そんな中、新日本プロレス以外の道を選んだ。その時に真壁と話は?
藤田 自分で決めちゃったらもう走っちゃうから。自分なりの本能というか嗅覚でね。こっち行こうっていうのがあったし。まだ自分の身体も動くし、残っているうちにやろうとね。でもおかげでハードル上がっちゃってね。散々な目にあったけど、それはそれでいい経験でね。
-総合格闘技で活躍する中で真壁のことは気にしていた?
藤田 コツコツやって、誌面に載って、ベルト挑戦、ベルト奪取…よかったなって思ったし。今になるとズルいなって思いますよ。ハードル下げて…何をやってもみんなに応援してもらえるでしょ。
-いつか対戦したいと思っていたか?
藤田 いやもう(新日本プロレスを)出るときに、もう二度と会えないだろうなって思ったし。で、今になって思うと地球は丸いんだなって。そういうことかなと。
-2・15後楽園ではどんな心境になると思うか?
藤田 肌が触れないと確かめられないのかなって思うけど。オレはあんまり頭で考えるタイプじゃないから。今度は見つめあって60分? そんなわけにはいかないか(笑い)
-真壁がエモーショナルな雰囲気にするかもしれない
藤田 こういうのをエモいっていうの? エモいって意味がわからなかったけど、こういうことなんだね。
※インタビュー全編はノア公式YouTubeで。

