アドバイザーとして自らが創設した立ち技格闘技K-1に復帰した正道会館・石井和義館長(70)が21日、都内で記者会見を開催。「K-1ワールドMAX」(3月20日、東京・代々木第1体育館)で1回戦が行われる「70キロ世界最強決定トーナメント」の出場選手について、現状を説明した。

16人で争われる同トーナメントは現時点で14人の出場が決まっている。残り2枠については、シュートボクシングの海人(26=TEAM F.O.D)と、K-1ワールドGPウエルター級(67・5キロ)王者・野杁正明(30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の出場を望む声がファンの間でも多い。

「そりゃ、僕が出て欲しいのは野杁くんと海人くんでしょう。でも選手には選手の気持ちがあるしね」という石井館長は、海人には出場を求めるメールを送ったという。だが「(前試合でペットモラコットに)ムエタイルール(肘あり)で負けてるわけじゃないですか、シュートボクシングのリングで。だから海人くんはシュートボクサーなので、K-1ルールで勝っても、それは勝ったことにならないというふうに思っているところがある。シュートボクシングのルールでもう1回リベンジしたいという気持ちが強い。それは分かるし、男やなと思う」という印象を受けたという。

また野杁については「まだしゃべってないんだけど、今までミスターK-1でいたんだから、出て欲しいというお願いはしている。K-1のスタッフたちも何回も足を運んでお願いをしているけれど、野杁くんもかたくなで、出ないような感じらしいですよね。聞いた話だから分からないですけど」と説明した。

石井館長は今のK-1やKrushで奮闘している若手の中から抜てきする可能性も示唆した上で、まだ海人と野杁にもぎりぎりまでアプローチを続ける意向を示した。