「K-1ワールドMAX」(3月20日、代々木第1体育館)で行われるK-1ワールドGPクルーザー級王座戦(3分3R延長1R)で、リュウ・ツァー(27=唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)の挑戦を受ける王者シナ・カリミアン(36=イラン/SINA ARMY)が、K-1のインタビューに答えた。

カリミアンは21年3月、K-JeeにKO勝利して同王座を奪還。昨年9月は、K-130周年記念無差別級トーナメント1回戦でケリム・ジェマイをKOするも、準決勝でクラウディオ・イストラテにローブローの反則をしてしまい判定負け。今回は再起戦となる。

対するリュウ・ツァーは前出の30周年記念無差別級トーナメントで優勝。12月には谷川聖哉を相手に右ストレートで1R・KO勝ち。実力を証明した。

-昨年9月にクラウディオに敗北を喫したが、その後はどんな気持ちで過ごされてきたのか?

カリミアン あの試合は負けたとは思っていなかったが、昨年はタイのタイガームエタイジムで練習をしてきた。気候が暖かいし、食事、トレーニング設備、すべての環境が整っていてUFCファイターなどのトップ選手もいる。いい練習ができたよ。そして、今度はオランダのマイクスジムへ行く予定だ(※取材は2月5日)。

-クラウディオとの試合は、反則(ローブロー)があったり互いにヒートアップした展開になった

カリミアン 今までも激しい試合を経験してきたが、負けたと思っていない。俺が反則したと言うが、むしろ向こうが反則をしてきただけだ。1Rに取られたダウンも、あんなものはダウンではない。俺は戦士なので、負けたと思ったら潔く負けたと言うよ。でも、あの試合は負けてない。

-判定について怒っていると

カリミアン ジャッジについての文句よりも、クラウディオだ。俺が金的を蹴ったというが、ファウルカップに当たった時は音が鳴るわけで、それがなかった。つまり、俺の蹴りは反則ではなく有効打だった。しかしヤツは、あたかもローブローがあったかのようなアピールをして、マウスピースを吐き出す演技までした。さらに組みついた際に、俺の後頭部を殴ってきた。ヤツの方が反則野郎だよ。マウスピースを吐き出して時間稼ぎして、スタミナ回復に務めた。思い出すだけで、はらわたが煮えくり返るようだ。

-怒りが止まらない

カリミアン ああ、なんだったら3月の大会に“反則野郎”クラウディオを連れて来い。一日に、クラウディオとリュウ・ツァーの2人を叩きのめしてやるよ!

-カリミアン選手は、反則が多く“暴君”のイメージがついてしまった

カリミアン 勘違いしているようだが、俺がやっているのは格闘技だ。仲良しこよしで笑い合うような、そんな“おままごと”をしているわけではない。殴り合って、倒し合う戦いをしている。試合が終わればノーサイドでハグする時もあるが、クラウディオだけはノーサンキューだ。あいつこそ、反則野郎だ!

-今回対戦するリュウに対しても、会見では彼の写真パネルを叩き割るなどリスペクトがないように見える

カリミアン 何をもってリスペクトと言っているのか分からないが、表面上でリスペクトしつつ、背後から殴るような行為は嫌いだ。本当にリスペクトしている相手には、キチンとする。でもリュウは、俺が会見に来たのに彼は来なかった。それが答えだ!

-リュウも許せないと

カリミアン リスペクトはないということだ。相手が俺に対してリスペクトを持っていないのに、なんで俺が持たないといけないんだ!

-相手のリュウはK-1参戦後、4戦4KO無敗

カリミアン おお! すごいね! お疲れ様です(日本語で)

-評価はしていない?

カリミアン 俺と戦ってないだろ

-今回、どんな試合になりそうか?

カリミアン とてもアグレッシブな試合になる。彼が得意のカーフキックを蹴る暇を与えないくらい、驚く試合になるだろう。

-差を見せて勝つと

カリミアン クラウディオ、リュウ、自分は彼らとは違うレベルにいる。俺はもっと上のレベルを目指している、彼らが敵ではない。

-24年は、どんな年になりそうか?

カリミアン リュウを倒して、もっと違うベルトも獲りにいく。みんなは、俺を嫌いかも知れないけど、必ず歴史に名を残すファイターになるので期待していてくれ!