ボクシング日本男子の現役最年長記録を更新し続ける46歳4カ月の野中悠樹(ミツキ)が5日、大阪市内で東洋太平洋スーパーミドル級王座決定戦(6日、大阪・堺市産業振興センター)の前日計量に臨み、75・9キロでクリアした。
当初予定の相手が負傷のため、変更となったサム・ソリマン(50=オーストラリア)は75・5キロだった。計量を終えた野中は「相手が変わっても問題ない。コンディションはいいし、減量も順調。明日は何がなんでも勝ちます」と意気込んだ。
野中は昨年6月、日本スーパーミドル級王座決定戦で帝尊(たいそん)康輝(一力)に判定負け。その後に去就は保留していたが、渥美ジムから移籍して世界を目指す決断を下した。
かつてはスーパーウエルター級とミドル級で日本、東洋太平洋、WBOアジアパシフィックとアジアのタイトルを獲得した。唯一届いていないのが世界戦の舞台。「年齢のことは考えていない。負けたら終わりという意識もなく、勝てば目標の世界に近づくという気概で戦う」と意気込みを示していた。
年齢に打ち勝つには、タイトル戦の舞台に立ち続けるしかない。夢の世界戦へあきらめない46歳。その姿を形として示す。

