「リーゼントボクサー」こと日本スーパーバンタム級10位の和気慎吾(36=FLARE山上)が2回TKO勝ちで再浮上をアピールした。プラティップ・チンラム(24=タイ)との同級8回戦に臨み、計3度のダウンを奪って2回0分53秒、TKO勝利。サウスポースタイルから3度ともキレ味十分の左でダウンを奪った。

昨年9月、地元岡山でホセ・ベラスケス(チリ)を判定撃破して以来、約8カ月ぶりのリングだった和気は「結果的に2回KO勝ちしてほっとしている。今日の内容は(動きが)かたかった。もっともっと自分はできる。自分の良さがでなかったが、年齢を言い訳にせず、自分がやればやるだけ強くなれると思っている」と決意を新たにした。

日本同級王座を5度防衛し、16年7月にはIBF世界同級王座決定戦にも出場した和気だが、現在は世界ランキングから外れている。次戦に向け「次は大きい試合を組んでもらえるように交渉してもらいます。自分の最終目標は世界王者になること。まだまだあきらめていない。世界王者になるという夢をあきらめた時にリングを下りようと思っている。リングに上がる限りは和気慎吾は世界王者になるので見ていてください」と言葉に力を込めた。

ほぼ無傷で試合を終えたこともあり、3~4カ月後には次戦が可能だとし、日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王座に挑戦する希望を持つ。和気は「今、日本王者も東洋太平洋も強い王者なので、対戦が決まればモチベーションも上がる。あとは世界ランカーとの対戦など大きい試合がしたい」とマッチメーク実現を期待。また22年10月以来、約1年7カ月ぶりとなるスーパーバンタム級リミットでの試合に「もう少し筋肉をつけてもいいぐらい」とあらためて適性階級であることを実感していた。