プロレスリング・ノアは12日、都内のABEMAスタジオで「日本武道館大会直前記者会見&調印式」を開催した。

13日に行われる日本武道館大会で激突するWWEのスーパースター、AJスタイルズ(47)と丸藤正道(44)も出席。スタイルズは「言っておきたいのは、間違いなく熾烈(しれつ)な戦いになるということ。誰もが、これぞフェノメナール(驚異的の意、スタイルズの愛称)と思うような試合になるのは間違いない」と断言した。

スタイルズは会見の後、日刊スポーツの単独取材にも応じた。以下、一問一答。

-WWEのスーパースターが日本の別の団体で試合をすることは今までは考えられなかった。

「今まではWWEと他団体が一緒になるということはありえなかったことなんだ。でも実際に今回、実現して。丸藤選手と戦うことができるというのは素直にうれしいね」

-中邑真輔選手も日本でグレート・ムタ選手と戦ったが、日本人選手が里帰り的に試合をするのとは意味合いが違う

「もう、まさに壁が取り払われたという感じだと思う。シンスケ・ナカムラが日本で試合をしたというのも一つのきっかけだとは思うんだけど、今回こうして扉が開いてノアで戦うことができるというのは、自分にとってすごく大事なことだし、素晴らしいこと。ずっと見てきている丸藤選手と戦うというのは、自分にとってもドリームマッチなんだ」

-WWEという団体について

「自分がこれまで所属してきた団体では1番の団体だと思う。本当に素晴らしい団体で、今いる環境には満足している。ただ、かつて所属した新日本プロレスとか、他の団体と大きな違いがあるということは特になくて。どこのマットであったとしてもやることは一つ。自分たちはひとたびリングに上がれば、とにかくしっかり試合をする。そこに違いはないんだ」

-新日本プロレスに所属していた頃の思い出は

「自分のベストフレンドであるドク・ギャローズ、カール・アンダーソンと一緒に過ごしたことが1番の思い出だ。同じユニットで普段の生活から何でも一緒に行動していた。だからバレットクラブはうまくいっていたんだと思う。

-丸藤選手以外に誰でも選べるとしたら、戦いたい日本人選手は

「自分が誰と試合をしたいというふうに相手を指名するのではなく、見ている皆さん、ファンの皆さんが決めてほしい。『AJスタイルズと誰が戦ってほしい』というように」

-今の成功を築くために1番重要だったことは

「自分は他のWWEスーパースターとはちょっと違うかもしれない。というのも自分のキャリアの始まりはWWEではなく、いろんな団体、長い道のりをたどってWWEに来ているので。その中でずっと考えてきたのは、自分がどうあるべきなのか、どうなりたいのかということ。一度たりとも他の誰かになろうとはしなかった。AJスタイルズになるにはどうすればいいのか、それを考え続けたから今がある」

-日本から1つ持って帰れるとしたら、何を持って帰りたいか

「モチ?(笑い) もし可能であるならば日本の文化を持って帰りたい。日本はすごく安全で、子供が道を歩いていてもすごく安全だし、ゴミが散らかっていることもない。そういった日本の文化をアメリカに持ち帰ることができたらいいなって思うよ」