女子プロレスのマリーゴールドは12日、「両国大会」(13日、両国国技館)に向けた前日会見を行った。メインイベントの「初代マリーゴールド・ワールド王座決定戦30分一本勝負」を戦う同団体のエース、ジュリア(30)と、対戦相手の“太陽神”Sareee(28)も出席した。
ジュリアは5月の旗揚げ戦で右手首を骨折し、欠場が続いており、この試合が行われるのかどうかに注目が集まっていた。
両者、調印書にサインをした後、まずSareeeが「ジュリアとのこの一戦、ジュリアのメディカルチェックの判断次第では、もしかしたらなくなってしまうんじゃないかとも言われてましたが、ジュリア本人が絶対リングに立つんだ。お前の前に立つんだって言ってる以上、私はジュリアを信じることしかできなかったし、不思議とこの一戦は絶対に実現するなと思ってました。だから私にとっては別に奇跡でもなんともない」と話し、「ジュリアとずっと戦いたかったし、今回この両国国技館という大きい舞台、そしてメインイベント、この初代のベルトをかけた戦い、すべてが整ったなと思ってます。ええ、明日は私たちにしかできない熱い熱い戦いを皆さんぜひ期待していてください」とファンに呼びかけた。
さらにSareeeは「セミではイヨ・スカイ選手対林下詩美。私はこの試合、本当にすごいものになると思ってます。でもメインイベントはSareeeとジュリア。私たちが今の日本のトップなんだよっていうところをしっかりと見せつけて、ここも私は戦いだと思ってしっかりリングに上がります。そして必ず私がすべてをつかみ取りたいと思います」と、WWEのイヨ・スカイが登場するセミファイナルとの対決でもあると強調した。
続けてSareeeは「あとさ、ジュリアに聞きたいことがあるんだけどさ、あんた復帰することに満足してない?」とジュリアを挑発。するとジュリアは「バカ言ってんじゃねえよ、何言ってんだよ。まずSareee、待たせたな」と反応した。
そして「旗揚げ戦でけがして、指折り数えて今日で53日目。私がどんな思いで本部席に座って、みんなの試合を眺めて、『マリーゴールドの私が本当のエースだ』ってSareeeが言って。それをどんな思いで見てたか、眺めてたか。そんな53日間、私がこのマリーゴールドでやろうとしてたことを全部Sareeeがやって、お前が全部持ってって。今ここに残っている私の気持ちは、Sareeeに対しての嫉妬だよ」と今の気持ちを吐露した。
ジュリアは「みんなの祈りが届いたから明日、実現する。私はもう覚悟は決まってます。Sareeeがマリーゴールドのエース? そんなの許しません。しっかり私が明日、復帰戦だけれども、たかが1、2カ月のブランク? そんなのプロレス何年もやってたら関係ないんで。ここでしっかりSareeと歴史に残る、語り継がれるような戦いをして。そしてこのワールドのベルトの初代チャンピオンになり、私がマリーゴールドの本当のエースだということを示し、ジュリアの戦い、マリーゴールドに、そして女子プロレスに、そしてSareeeにしっかりとたたき込んでやりますよ」と宣言した。
ジュリアは最後に「ジュリアの大復活、そしてここからが本当のジュリアのエースの始まりです。皆さん明日見ないと後悔します。Sareee、よろしくな」と対戦相手をにらみつけて締めくくった。

