立ち技打撃格闘技のK-1は今月29日に東京・代々木第2体育館で「K-1ワールドMAX2024」を開催する。同大会ではK-1ワールドGPフェザー級王座戦が行われ、王者軍司泰斗(25=K-1ジム総本部チームペガサス)が、寺田匠(23=team VASILEUS)の挑戦を受ける。2度目の防衛戦を前にした軍司のインタビューがK-1から届いた。
-寺田選手の印象
「独特の前に出てくる戦い方だなという印象ですね」
-寺田選手が上がってくると思っていた
「いえ(笑い)。この前、(寺田選手が)兼田選手と試合をしたので、それで見たというか。そもそも僕は他の選手の試合をあまり見ないんで」
-下から出てくる選手は眼中にはない
「モチベーションが上がる相手ならばいいですけど、まあしょうがないという感じなんじゃないですかね」
-軍司選手は、今年3月にRISE王者の門口佳佑選手から勝利
「思い通りに戦えたという感じですね。倒せれば良かったのはもちろんですけど、倒れないと思っていたので、相手の技を見切って自分の攻撃を当てることができました。判定で、1人が向こうにつけたのは『えっ』と焦りましたけど(笑い)」
-門口選手を支持したジャッジがいて、向こうが勝っていたという声もあがる
「最近、そういうアンチが多くなってきましたけど、気にしないですね。倒せばいいという話なんで」
-今後、目指すのは変わらず世界
「うーん、それも最近は何とも思わないというか。でも相手がいないんで、出てくるのを待つか、階級を上げるか、かなと」
-待つとは
「55キロのやつら(金子晃大や玖村将史)が上げてくるといううわさも聞いていたので、それを待とうと思っていたけど、どうやら上げないようなので」
-階級を60キロのスーパーフェザー級に上げることも視野
「いつ上げてもいいように、準備はしています。普段から体重は73、74キロあって、減量幅は13キロくらいなので、全然試合はできますね。上げるからには、もちろんチャンピオンを狙っていきます」
-門口戦の前はフェザー級統一を宣言していた
「自分が考えるイメージと違いました。対抗戦はこっち(K-1)で試合をすることになったので僕は自分のタイトルをかけて戦いたいと思っていたんですけど、それがかなわなかったのでやる意味ないなと。ボクシングだと互いのタイトルをかけて、勝った方が統一していっているわけじゃないですか。それができないなら、やる意味ないです」
-井上尚弥選手の4団体統一戦は分かりやすい
「僕は、試合をたくさんやりたいんです。ケガとかしない方なんで。今年7月も海外の選手とやりたいと言っていたんですけど、流れてしまって。半年も試合が空くと、モチベーションが落ちてしまうんです」
-前回の7月大会で印象に残った試合は
「やっぱり、2人は別格かなと思いました」
--55キロトーナメントの金子選手、玖村選手
「ええ」
-他にも与座優貴選手がゴンナパー選手を秒殺KO
「でも、あれは与座選手が強いと思いましたけど、ゴンナパー選手は全盛期のイメージと違ったので」
-軍司選手はどんな試合を見せたい
「打ち合いですね。疲れるけど、盛り上がるので。打ち合っていると歓声が聞こえてくるので、気持ちが入るんですよね」
-寺田戦もそうなる
「どうですかね。打ち合ってくれればいいんですけど、最初は堅く戦ってくるイメージがあるので、どうなるか分からない」
-フェザー級は橋本雷汰選手や松本海翔選手など若い選手の台頭も目立つ
「若いやつは勢いがいいので当たれば考えますけど、僕らみたいになってくると勝ち負け以上に恐怖心が出てくるんです」
-勝ち負けではない恐怖心
「はい。パンチのもらい方とかですね。若手は最悪もらってもいいという感じで、ガンガン出てくる。だから森坂陸選手も、それで負けたと思います」
-激闘にしたいという希望がありながら、一方ではその恐怖心と向き合っている
「そこは、自分との闘いです。今回の試合でも、そういう部分も含めて見てもらいたいと思っています」

