第7試合で女子スーパーアトム級王者・伊澤星花(26=Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)と、この試合が引退試合となる浅倉カンナ(26=THE BLACKBELT JAPAN)が女子スーパーアトム級(49キロ)MMA対戦した。

1Rから打撃、グラウンドともに女王・伊澤が優位に試合を進め、2Rに入ると浅倉をコーナーに追い詰めてパンチ、ヒザの連打をたたき込んだ。

その後も伊澤が終始攻め続け、浅倉がなんとかしのぐ展開が続いた。3Rも伊澤が浅倉をコーナーに押し込み、上から打撃を浴びせた。その後、浅倉が上になると、伊澤が下からキックをヒットさせた。

最後、浅倉が上から渾身(こんしん)の打撃を振り下ろしたところで試合終了。判定が告げられる前にすでに浅倉の目からは涙があふれた。

結局、判定3-0で伊澤が勝利。伊澤は試合後のマイクで「浅倉選手、女子格闘技界を引っ張ってくれてありがとうございました。気持ちも、技術もすごい高くて、本当にすてきなファイターだなと思います。自分としてはすごい情けない試合になってしまったので、出直してきたいと思います」と話した。

一方、「引退式」に臨んだ浅倉は「私は本当に周りの人に恵まれていて、こんな中で格闘技ができたこと、こうやって最後を飾れることをうれしく思います」と話し、「お父さん、天才とも才能があるとも言われたことがない私を諦めずに強くしてくれてありがとう。お母さん、何があっても、どんな時も味方でいてくれてありがとう」などと家族へ感謝を伝えた。

浅倉は通算28戦20勝(7フィニッシュ)8敗で、10カウントゴングを聞いてリングを去った。【千葉修宏】

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