プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が25年初戦の前日計量をクリアした。24日、東京・有明アリーナでWBO世界同級11位金芸俊(キム・イェジュン、32=韓国)との防衛戦(WBAスーパー、IBF3度目、WBC、WBO4度目)を控える。23日には横浜市内のホテルで前日計量に出席。両者そろってリミット(55・3キロ)よりも100グラム少ない55・2キロでクリアした。計量後、約13秒間のフェースオフ(にらみ合い)も展開した。井上の主な一問一答は次の通り。

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-無事に計量クリア

井上 いよいよだなと、(外国人とのスパーリング開始の11月から)2カ月長かったというのが正直な気持ちで。だからかなり楽しみな心境。試合が延期、中止と2度あったのですごく楽しみで待ち遠しい気持ちある。

-金芸俊に肉体は見て感じるものは

井上 相手の体は見ていない。あえて、でもない。

-調整への手応え、長い挑戦期間で違いあるか

井上 違いというのは言葉にするのは難しい。やってきた感覚として、としか言えない。少しずつ体もでかくなってスーパーバンタムの体が完成に近づいていると思う。

-体重の戻し方は

井上 今回はちょっと相手が(グッドマンから金に)変わったので、イメージが違う。スピードボクシング重視にする必要はないかな。あとはここからのリカバリーは感覚的に戻していこうかなと。グッドマンの時のリカバリーとは違う。

-金芸俊の印象は

井上 臆することなく試合に挑んできているというのはある。代役として受けてくれたので、気持ちは強いと感じました。あきらめることなく向かってきてくれるのではないか。

-推定総額30億円というサウジアラビア政府直轄プロジェクト「リヤド・シーズン」と契約して初戦。計量で同国長官が買収した米老舗専門誌ザ・リングの認定ベルトも巻いた

井上 契約したからと言って何か考えが変わるわけではないが、落とせない契約1戦目の試合になる。気負いなく自分を信じてやるだけ。ラスベガスとサウジアラビアの試合を両立していければいいなと思っている。もちろん明日の試合が1番大事だが、その後のボクシングキャリアも楽しみにしていきたいと思う。