ドラマ時代劇「水戸黄門」の格さん役などを演じた俳優伊吹吾郎の孫でプロボクサーの伊吹遼平(29=三迫)が約5カ月ぶりの再起戦に臨む。11日、東京・後楽園ホールで古森綾音(21=博多協栄)とのミドル4回戦を控える。10日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席。300グラム少ない72・2キロでパスした古森に対し、100グラム少ない72・4キロでクリアし「自分自身に勝つことがテーマです」と掲げた。
昨年9月、東日本新人王ミドル級準決勝で吉野健二(角海老宝石)に敗れて以来、約5カ月ぶりの再起戦となる。吉野戦は2戦2敗となり、1度は現役引退も頭によぎっていたが、試合から1カ月後に祖父吾郎から「練習は始めたのか?」と現役続行前提で電話連絡を受けたことで「引退は今ではない」と決心。祖父との電話連絡から1週間後にはトレーニングを再開していたという。
試合当日には祖父も試合観戦する予定。キャリア初のサウスポーとの対決となるものの「オーソドックスでもサウスポーでも自分の(接近戦の)スタイルならば一緒。1ラウンドから戦っていくつもり」と気合を入れ直していた。【藤中栄二】

