ボクシング前IBF世界女子アトム級王者で、日本女子初の世界4団体統一に失敗した山中菫(23=真正)陣営が、判定を不服として再戦に向けて動くことが8日、分かった。

山中は女子同級WBA、WBC、WBO女子同級王者ティナ・ルプレヒト(33=ドイツ)と5日(日本時間6日)にドイツ・ポツダムで対戦。判定0-2で敗れた。ただジャッジ3人の採点が91-99、95-96、95-95と大きく割れた。さらに真正ジムの山下正人会長(62)によると直前にポーランド人のジャッジが変更となり、2人がドイツ人になったという。

山下会長は日本ボクシングコミッション(JBC)を通じて、正式に異議を申し立て。再戦に向けての交渉を開始した。

7日に帰国した山下会長は「これだけの採点差という判定のばらつきはありえない。JBCに相談しているが、きっちり決着をつける上で再戦を目指したい」と話す。山中菫も「しばらくゆっくりしたい」としながら、再戦には前向きという。

敵地での対戦は理解した上でも首をかしげる判定結果となった。完全決着に向けて、山中菫陣営は再戦に向けて全力を注ぐ。