新日本プロレスは9日、10日・千葉大会(千葉・YohaSアリーナ)から開幕するジュニア最強決定戦「セキチューPresents BEST OF THE SUPER Jr.32(以下BOSJ)」の前日記者会見を都内で開催。連覇を狙うIWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードは初戦10日のティタン戦へ向けて気を引き締め「2年連続でタップアウト負けを喫しているエル・インモルタル(スペイン語で“不死身の”の意。ティタンの愛称)が相手なんで。そこからようやく俺のスーパーJr.が始まると思ってます」と意気込んだ。
デスペラードは日刊スポーツの取材に対し、自らが振り分けられたBブロックについて「全員、大なり小なり僕にとって意味のある選手ばかりなんですよね」とした上で「言うとしたらケビン・ナイト、ティタン、ニック・ウェイン、MAO」と、特に4人に言及。
今年からAEWでも戦うケビン・ナイトには昨年のBOSJでも敗れており「AEWの試合を見たら、すごい跳ねて、楽しそうに面白いことをいっぱいやっているんですよね。とんでもない身体能力と彼の自由になった発想で、今年もっととんでもなくなっているんだろうな」と、今年はさらなる激闘を予想した。
ティタンには「今年はもう俺がギブアップ取らなきゃ、って思っています」とリベンジを期し、この日の会見でニック・ウェインについては、2年前に来日して新木場で試合をしていたウェインを「BOSJに来い」と勧誘したエピソードも明かした。
さらにDDT所属のMAOについては「表現者としての能力は、バンドもやって自分のグッズも自作しちゃってるMAO選手は僕の数枚上なんですよ。バンドのライブも2回くらい見に行ってて。良い人たちだし、格好良いんですよね。だからそういう意味じゃMAOちゃんには負けたくねーよって思います」とMAOの表現者としての力を高く評価した上で、ライバル心もむき出しにした。
デスペラード自身、新日本で戦いながらも、6月24日にはデスマッチのカリスマ葛西純と「ラストシングルマッチ」を行うことが決定するなど、その活動の幅は計り知れない。今BOSJでもデスペラード流の“表現”から目が離せない。【千葉修宏】
〈BOSJ出場選手〉
▼Aブロック KUSHIDA、マスター・ワト、ニンジャ・マック、高橋ヒロム、藤田晃生、フランシスコ・アキラ、クラーク・コナーズ、ロビー・エックス、金丸義信、ドラゴン・ダイヤ
▼Bブロック エル・デスペラード、田口隆祐、YOH、ケビン・ナイト、ティタン、ロビー・イーグルス、石森太二、SHO、ニック・ウェイン、MAO
※6月1日の大田区総合体育館大会で各ブロック1位同士が決勝戦を行う。

