日本ユース・ライトフライ級王座決定戦で、佐伯侑馬(22=大橋)が王座獲得を逃した。瀬筒陸斗(20=M・T)と拳を交え、8回1分52秒、KO負け。一進一退の攻防から3回、8回と左ストレートで2度のダウンを許し「左ストレートを警戒していたが食らってしまった。最初のダウンのパンチが効いていて最後は力は入らなかった」と敗因を挙げた。

24年4月、宮沢蓮斗(松田)とのユース・ミニマム級王座決定戦で1-2の僅差判定負けして以来の再起戦。1階級上げて2戦連続のユース王座挑戦だったが、約1年1カ月ぶりのリングでベルトに届かなかった。

サウスポー対決で、佐伯は3回に左ストレートでダウンを喫したものの、1回から左フックなどで攻撃して競り合った。5回には強烈な左ボディーストレートでぐらつかせて追い詰めた。佐伯は「ダウンした後、取り返す気持ちだった」と最後まで競り合う意地をみせた。

中学時代まで空手を習っていた佐伯は名門・習志野高でボクシングを開始。中大進学後、コロナ禍で試合できなかったこともあり、中退して大橋ジムに入門した。アマ戦績22勝(7RSC)7敗で、高校総体8強、国体3位の成績を残している。【藤中栄二】