プロボクシング世界王者で構成される世界チャンピオン会が19日、ファンと交流する「懇親の夕べ」を開催した。1952年5月19日、白井義男が日本初の世界王者になったことを記念した「ボクシングの日」に合わせて行われ、元世界2階級制覇王者ファイティング原田氏や元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏ら男女合わせて計41人の元世界王者が集結。14年5月19日、東京・後楽園ボールでファン感謝イベントを行って以来、約11年ぶりの元世界王者たちによる交流イベントとなった。
集まった200人以上のファンに向け、同会の元WBC世界スーパーライト級王者浜田剛史会長は「ファンあってのボクシング。これから世界チャンピオン会としてファンに恩返ししていきたい」とあいさつ。昨年2月、浜田氏が会長就任した際、世界戦開催の会場で能登半島地震の復興支援の募金を実施。今回も4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(大橋)、WBC世界バンタム級王者中谷潤人(M・T)らのサイン入りグローブなどが出品され、計220万3140円が集まった。
世界チャンピオン会は10年5月の発足し、初代会長に元WBC世界ライト級王者ガッツ石松氏が就任した。現在は2代目会長となる浜田氏のもと、元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏、元WBA世界スーパーフライ級王者で現日本プロボクシング協会の会長を務めるセレス小林氏が副会長に就任。事務局長に元WBC世界ライトフライ級王者中島成雄氏、理事長には元WBC世界バンタム級王者山中慎介氏が就いている。
浜田会長は「元世界王者には個性的な変わり者がそろっている。いろいろなことができるはず。現役引退後の元世界王者たちをみせないといけない。ボクシングする子どもたちに元世界王者が教え、続けてもらえるように考えないといけない」とボクシング人口拡大の企画を考えていると明かした。

