第3試合終了後、23日に新日本プロレスへの入団が発表された東京五輪柔道金メダルのウルフ・アロン(29)がリングに登場。初めてファンの前に姿をみせてあいさつをおこなった。ウルフはその後、メディアの囲み取材に応じ、汗をにじませながら「本当に震えました」などと感想を述べた。以下、ウルフの主な一問一答。
◇ ◇ ◇
-初めてファンの前でリングに立った感想は
「いや、本当に震えました。360度から、ファンの方に見てもらえて。どんなことを話そうかなというふうに、いろいろ考えてはいたんですけど。やっぱりいざリングに上ってみると、本当に震えましたし、一瞬、頭の中が真っ白になりました。でもやっぱり、たくさんの方が期待してくれているなというふうに感じましたし、より一層、しっかりと準備していきたいなという気持ちが強くなりました」
-ウルフコールも起きていた
「うれしいですね。なかなか柔道の試合では、ああいったコールはなかったので。早く試合したいなというふうな気持ちになりました」
-どんなことを話すかは準備していた?
「どういった気持ちでこの新日本プロレスのプロレスラーになりたいのか。またどういった考え方でこの半年間、準備していくのかっていうところを伝えたかったんですけど。ちょっと初っぱなで間違えてしまって。ちょっとやってしまったという気持ちがあります」
-今日はどういう目で控室で試合を見ていたのか
「自分だったらどういうふうにやっていくのかっていうふうな。これからやる側になるので。そういったふうな見方で今、試合を見てます」
-戦う自分の姿は想像できたか
「まだですね。準備段階として、まだまだ本当に受け身からやっていっている段階なので。ここで戦いたいなという気持ちになりましたけど、まだ姿を想像はできないですね」
-第3試合でボルチン・オレッグが永田裕志を下してNEVER無差別級王座を防衛したが
「ボルチン選手の迫力ある技っていうものはもちろんすごいなっていうふうに思いましたし。永田さんも最年長の中、やっぱりああいったパフォーマンスをキープしているっていうところにも何か秘訣(ひけつ)があるのかなと、すごくそういうところも気になりました」
-ライオンマークのTシャツを着た気持ちは
「やっと一員になれたなといううれしい気持ちです」
-プロレスのトレーニングで大変だと思う部分は
「柔道のくせみたいなのが体には染み付いてしまっているので、そういったものを一回、意識してなくしていかないと、感覚としてあるものなので。そこを意識してなくしていって、最終的に感覚でしっかりとプロレスの動きができるところまで持っていくというところに少し苦労しているかなと思います」
-どういうところにクセが出るのか
「受け身とかが柔道の受け身になってしまうので、そこがちょっとプロレスと違ったりとか、ですかね」
-グレート-O-カーン選手がSNSに「坊主と黒パンでデビューせんならプロレスラーとして軽蔑する」と書き込んだが
「いや、ちょっとあの、検討をさせていただければ」
-今日はリング上のマイクに加えてバックステージでコメントするのも初めてだが
「やっぱりちょっと修正しなきゃいけないなというふうな気持ちが強いですね。もう少ししっかりと力強い言葉をというふうに思ったんですけど。まだ緊張の方が勝ってしまったので。自然にもっと落ち着いて堂々とできるようにしていきたいなと思います」
-柔道時代も緊張はあったと思うが
「いや、別の緊張でしたね。柔道とはまた別の、今まで体験したことのないような緊張感でしたね。すべての目線がマットに向いているという。まったく別ものでした」
-デビューへの準備の状況は
「少しずつ修正しながら、動きとしては上達しているなという感じではあります。全てが課題ですね。本当にまだまだゼロの状態から1歩1歩、1つずつ積み上げている段階なので。何かが極まっているということもないですし、全ての方向に、全方位に向けて課題を持ちながらやっているという感じです」

