WBA世界ミニマム級1位の高田勇仁(27=ライオンズ)は、5回負傷判定でジム悲願の世界王座を逃した。

5回に左アッパーを打とうとした松本の頭が当たって、倒れた。渡辺トレーナーは「眉間から噴水のように血が10センチぐらいかな、ぴゅーと5秒から10秒ぐらい出ていて。本人は頭ではなく、パンチだと思っていたみたい」。偶然のバッティングにより、試合はストップ。4回を終了していたため、規定により負傷判定となり、0-3で敗れた。

高田は「もうろうとしていた」という状態で、病院に直行。検査で異常がなかったため、会場に戻った。会見にも出席して「悔しい気持ちですね。やっと距離感もつかめてきたと思って、いけるかなと思っていたところだったので」と、ぽつりぽつりと話した。

プロ10年間でつかんだチャンスは、アクシデントでふいになった。「まあ、もう1度、再戦ができたらなという感じ」と、リマッチを希望していた。

【ボクシング】高田勇仁、相手頭部が顔面直撃…リングに倒れ出血止まらず担架搬送、負傷判定負け