22年世界ユース金メダリストで現日本バンタム級6位の「モンスター2世」坂井優太(20=大橋)がプロデビューから7連勝を飾った。ウェスレイ・カガ(25=フィリピン)との54・0キロ契約体重8回戦に臨み、3-0の判定勝利を挙げた。変則的かつパンチ力があるラフスタイルのカガに対し、左ボディーやワンツーをねじ込んで勝機を探った。右フック、ボディーアッパーなどを駆使し、判定勝ちを挙げた。
プロデビューから6勝6KO。フルラウンドを戦い抜くのはプロ転向初めてだった。坂井は「自分的にはもう少しうまくやれたかなと。1回に(左フックで)バランスを崩したり、印象も悪かった。中盤、後半もあった。最後はボディーを効かせられて倒せそうな雰囲気もあったが、深追いしなかった。もっと近い距離のボクシングを練習しないといけない」と口元を引き締めた。これでパーフェクトレコードは止まり「これも経験としてつながれば」と何度もうなずいた。
昨年12月、ボーンルエン・パヨーム(タイ)に1回TKO勝ちして以来、約3カ月ぶりのリングだった。昨年は日本ユース王座(返上)獲得し、日本ランキング入りも果たした。着実に経験と実績を積み、飛躍イヤーとなる26年初戦だったが、今回はトレーナーの父伸克氏が諸事情で不在。坂井は「試合の影響はなかったが、気持ち的な調整がうまくいかず、いろいろあって減量とも戦い、精神的に疲れたところもあった」と振り返っていた。次戦は6月10日を予定している。

