プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)が5月2日、東京ドームでWBA、WBC、WBO世界同級1位中谷潤人(28=M・T)との防衛戦に臨む。WBC世界バンタム級王者井上拓真(30=大橋)が同級4位井岡一翔(37=志成)との初防衛戦も含めたダブル世界戦の試合前会見が30日、東京ドームホテルで行われた。
壇上で両者が並んで座る試合前会見となった。3月6日のカード発表会見以来となる中谷との対面となった井上は「非常に良いトレーニングを積んできたんなだという印象は受ける。自分自身も本当に素晴らしいトレーニングを積めてきたので、イメージ通りかなという感じ」と平常心を貫いた。さらに「とてもクレバーで、まじめで、ボクシングにすごくひたむきに向きあっているなという印象を持つ選手。こちらもそういう姿勢で挑まないといけないなと思って、ここまでやってきました」と強調した。
国内記録となる32戦無敗同士。4階級制覇王者の井上VS3階級制覇王者の中谷、そして創刊100年以上の歴史と権威のある米老舗専門誌ザ・リング選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級の壁を超越した最強ボクサー)ランキングで2位井上、6位中谷という世界が注目するPFP対決でもある。
井上は「ボクシングの面白さ、素晴らしさ、そしてトップ選手同士が戦えば、おのずとこんなに盛り上がる試合になるんだというものをみせたい」と自信に満ちた表情を浮かべた。さらに「何を証明するか」との問いに、こう対応した。
「それはやっぱり、まだまだ井上尚弥だというところを証明していきたいと思う」。
29日にジムワークを打ち上げている。メキシコ人、米国人の計5人の練習パートナーとのスパーリング数は80ラウンドを超えた。準備万端なのは間違いない。トレーナーの父真吾氏(54)は「今までの経験、キャリアがあるので、今回練習してきたことを含めて惜しみなく、すべての技術、テクニックを出してほしいと思います」と自信を込めて言った。
「THE DAY~やがて、伝説と呼ばれる日」と銘打たれたリング。井上は「5月2日の試合に向け、僕は本当に人生懸けてここまでやってきました。5月2日、戦う姿をみなさんしっかりと目に焼きつけてほしいなと思う」と力強く宣言していた。

