プロボクシングWBC世界バンタム級王者の井上拓真(30=大橋)がKO決着での“レジェンド狩り”を宣言した。
元世界4階級制覇王者でWBC世界バンタム級4位の井岡一翔(37=志成)との初防衛戦(5月2日、東京ドーム)を2日後に控えた4月30日、東京ドームホテルで公式会見に臨み「5月2日はレジェンドをどう倒すか、しっかり見ておいてください」と自信をみなぎらせた。
昨年11月の同級王座決定戦で前評判の高かった無敗の格闘家・那須川天心(27=帝拳)に判定勝ちを収めて、2度目の世界王座に就いた。その勢いと強いメンタルを初防衛戦に向けた調整でもずっと維持してきた。「練習内容も前戦に引き続き、コンディションもとても良く仕上がっている」と準備は万全だ。
日本屈指のテクニシャン同士の一戦で、大橋秀行会長も会見で「史上最高の技術戦になる」と断言した。挑戦者ながら井岡は日本人との対戦成績6戦全勝で、日本人初で史上9人目の世界5階級制覇を狙っている。そのレジェンドに圧勝すれば世界の注目度はさらに増す。「(証明したいのは)井上拓真の強さ、井岡選手に勝つところを証明したい」と井上拓は力強く決意を口にした。
5万5000人が詰めかける東京ドームという大舞台での大一番に「本当に今回すごくいろんな意味で高ぶっている。大きな舞台でボクシングというスポーツを見て感動とか勇気を見せたい」。井上拓はボクシング人生で最大の勝利を目指す。

