プロボクシングWBC世界バンタム級4位の井岡一翔(37=志成)が、決意の黒髪短髪で日本人未到の偉業に挑む。2日に東京ドームで日本人男子初の5階級制覇を目指して同級王者の井上拓真(30=大橋)に挑戦。世界4階級制覇王者は1日、東京・後楽園ホールで行われた公開計量を53・5キロのリミットでパス。前日の公式会見まで金髪だった頭髪は短く刈り上げた黒髪に変わっていた。

「(髪形は)黒髪短髪でいこうと昨日の夕方決めました。自分自身、気が引き締まっている。深い意味はないんですが、11年に初めて世界タイトルを取った時も黒髪短髪。それをほうふつさせようと」と井岡。1245人の観客を前にしての公開計量は初体験で「特別な気持ちはなかったですが、大きなイベントだと思うので、盛り上がりを感じるような計量でした」と語った。

王者の井上拓も53・4キロで計量をパス。ともに最高のコンディションでリングに上がる。「(王者と計量で顔を合わせて)特に思う気持ちはない。やってきたことをリングの上で出すだけ。5階級制覇を成し遂げるためにやってきた。それを結果で証明して最高の日にしたい」と、井岡は偉業達成を確信していた。