新日本プロレスは、20日に閉幕したシリーズの各会場で東日本大震災の義援金集めを目的とした募金活動を行い、275万8506円が集まったと発表した。震災後に行われた浜松、名古屋、尼崎の3会場で集まった。

 尼崎では「プロレスの力を信じている。頑張れ東北、頑張れ新日本」というメッセージとともに、100万円を寄付したファンもいたという。菅林直樹社長は「みなさんを元気付けるどころか、逆に元気をもらった」と謝意を示した。集まった募金は日本赤十字社を通じ、被災地へ寄付される。

 またニュージャパン杯を制した永田裕志(42)は、団体を通じて50万円を寄付。さらに、優勝賞金500万円を今後のチャリティー大会開催のため団体に返上した。