女子プロレス団体WAVEの桜花由美(34)が28日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れ、30日の後楽園大会の見どころを語った。

 桜花が真っ先に上げたのは、団体初の生え抜きとなる新人・卜部夏紀(21)のデビュー戦。数々のベルトを巻いた華名にぶつかっていく。「GAMIさんと2人で始めて、ようやく所属が7人になる。本当にうれしい。卜部は身長164センチと大きいし、ルックスもいい。ただ、泣き虫。試合中になくかも知れないけど、泣きながらでも向かっていく負けず嫌いなところを出してほしい。(姉妹団体の)大阪女子の新人山下りなも11月4日に華名戦でデビューするので、2人の間のライバル心も見どころになる」とフロントとしての期待も込めて話した。

 他にはWAVEとしては最後の後楽園大会となるGAMIの5人掛け、前所属団体のエース・里村明衣子とシングルでぶつかる水波綾を注目カードに挙げた。